ぎんてんのロボ工房: 2月 2022    

2022年2月20日日曜日

Apple watchを5年使ってみて(Series 7に更新)

 Apple watchを5年使ってみて

(Series 7に更新)


Apple watchを買い換えました。
Series2からSeries7に。
別に壊れそうな感じも無く、バッテリーも購入した時とさほど変わらない感じです。
ですがちょっと勤続祝いで会社より好きな物を買ってよいというハナシがあったので、壊れる前にと、watchの更新をさせて頂きました(ラッキー!)。

apple watch、私が購入した時は一日電池が持たないだの(今もですが)、オタクのガジェットだの評判はよろしくなかったのですが、今はお洒落イメージで学生さんまで持っているように見えます。
なので今は定番になってきたなーと思ったら、まだまだこれから購入検討という方もいるようなので実際に長年使ってきた者として、いい面、悪い面と夢を見ること無く失敗無いように2と7を比較しながら特徴を述べたいと思います
(安い買い物では無いし後悔しないように)。

1 Series2からSeries7に変わって


〇 画面が広くなりました。

Series2でサイズ42ミリと38ミリ
男性向けと女性向けとして2サイズ用意されていました。
Series7でサイズ45ミリと41ミリ
もちろん私は42ミリを使っていて、男性用なら45ミリなのかなとapple storeで比べてみましたが、女性用だろうと思った41ミリサイズも実はSeries2より画面が広く見やすくなっています。(41ミリとの比較写真はありませんが)
なので店頭では41ミリでもいいやん!45ミリはなんかデカくなってゴツそうだし41ミリサイズは今までと同じ感覚で使えるし・・と迷いましたよ。

以下は45ミリと42ミリの写真です。
左:Series7 45ミリサイズ
右:Series2 42ミリサイズ

サイズがデカくなったので明らかに画面が広くなっています。
すごく見やすくなりました!
文字盤も増えましたね。Series2では出て来ない文字盤もあったので選択の余地が増えたのは楽しいです。

ちなみに画面は広くなりましたが、アプリの切り替えや反応速度は速くなったのですごく使いやすくなっています。
 
左:Series7
右:Series2
裏と横

写真だとそうでも無さそうなんですが、実際に店頭で見ると
Series2を使っていたものからするとずいぶんゴツく感じます。
使い始めて見れば慣れてしまうのでそうでもないと感じていますが、店頭では躊躇しました。

〇使えるバンドがケースサイズによって違う

45ミリの購入の決め手となったのはバンドです。
私はSeries2の時に純正のバンド以外に別途バンドも購入していますが
Series2 42ミリ用のバンドはSeries7 41ミリサイズでは使えないとのことでした。

Series2 42サイズのバンドはSeries7 45サイズなら利用可能

純正の別途購入したバンド、これも安いもんではなかったし使えるものならそれに越したことはないので即45ミリサイズに決定です。

 なので旧Seriesのバンドも使いたいと考えている人は新規購入後も流用可能なサイズか確認した方がよいです。

※後に旧watchを人にあげ、バンドを一緒に買いに行きました。
今はサードパーティとして素敵なのが色々出てるみたいですね。
しかしその人が欲しいと思うデザインのサイズは箱に小さな文字で特記されてるだけで、私ですら間違いそうだったので調べました。
ご参考まで。

apple watch 同バンド


ちなみにこのブログの初期記述後、10日程経ちましたが未だぶつけることもなく過ごせています。

〇充電ケーブルが高速充電に対応した。

大概の人は店頭で買うので店員さんが教えてくれると思いますが、近くにショップが無くオンラインで買う人がいたら気を付けないと行けないのが充電ケーブルが新しくなりました。
以前の充電ケーブルもSeries7使えるとのことですが、Series 7付属の充電ケーブルは高速用とかでコネクタの形式がType Cに変わりました。

充電ケーブルがType C

高速充電したい人はアダプタもセットで購入しないといけません。
え、本体以外にもアダプタも(下写真)買わないといかんのかい・・と思いながらも、せっかくだから高速充電したいとappleの思惑通りに購入・・。
でも確かにバッテリの持ちが少ない分、高速充電はありがたいんですけどね(笑)。
どうしても一日電池が持たない以上、1回は充電しないといけません。
ちなみに新しい充電器でSeries2ももちろん充電できますよ。

自分の場合は目覚まし用に寝る時も着けているので、朝起きて出かけるまでと、
会社から家帰ってと2回充電でした。
1回が僅かな充電時間ですが、割と持ちは良かったです。
それがもっと高速になるならありがたい。
たまにタイミングが合わず会社で電池が切れてしまった時、ただ腕に飾りを付けてるだけの腕時計を見て、あぁ電池切れてだった・・というむなしさったらありゃしない。

純正Type C 高速充電ケーブル

apple watchって結構ぶつけやすいです。
私だけかもしれませんが細い場所を通る時、掃除するとき、結構カツン!と当たっちゃってヒヤッとすること多いです。
なので一回り大きくなったサイズ。画面の見やすさと引き換えに、キズつかないか心配なものがあります。
Series2はガラス部は割といい状態を保っていると思いますが、どちらかと言えば裏面のアルミの方が腐食気味かも(汗
心配な方はちゃんとapple careに入るか、慣れるまで保護フィルムやケースを付けて自分の取り回し感覚を様子見がいいかもしれません。


〇健康アプリが増えた
心拍数アプリなんかもあったけど、ランニングした後で変化を感じるくらいで物珍しいだけで終わってしまってました・・。
たまに、もしかして不整脈かも??なんて時もあったりするんですが、手首の甲側でどれくらい精度があるのか不明ですが、心電図の計測なら予測というか役に立ちそうな気がします。
医療機器の取り扱いの方と会う機会多いので、機会があったら聞いてみようと思ってますのでまた報告します。

心電図計測(30秒。人差し指を指にあてる)

もう一つの血中酸素測定ですが、これも心拍数と同様に健康時は大した変化は無いのであまり利用は無さそう・・・
病気を患っている方なら便利なのかな?
あるいはコロナの自己診断に使えるのかな?でもそんな極端に数値変わる状況なら既にまずい状況だろうから、さっさと病院行ってるだろという気も・・

血中酸素測定(15秒)

それからCMで見られる山の中で意識を失って自動通信されてそうなシーンですが、店員さんに聞くと海外ではそうですが、日本では出来ないとのこと。
これは技術の問題ではなく法律とか認可の問題だと思います。


2 自分にとって使えてるところ。 

便利な面や面白い使い道は多いんですが、使えなかった・・というか不便というケースも多いです。
私自身が夢を見てアレもコレもとやってみた結果ですから。
(あくまでも個人の主観です。そんなこと無いぞ!と使えてる方怒らないように)

〇改札では使うのは右手がいい。
前にCMでスマートに改札を通るシーンを見たことがありますが、日本人は大体左手に  watchをハメています。改札のセンサーは右です。
無理やり左手でタッチしてる方をみたことがありますが、改札を通る瞬間ガッツポーズしているよう見えました(笑)。かと言って右手に時計をつけるのもねぇ・・・

〇コンビニではスマホの方がスマート
 これも改札と同様ですが、コンビニによっては当てにくい位置にセンサーがある場合があります。
私自身の経験ですが、変な腕の姿勢になって、尚且つタッチが何度やっても反応せず「あ、もう現金で払います。」と恥ずかしい思いをしたことがあり、それ以来あんまりやらなくなりました(笑)。

〇使えるスポーツは限定される
当たり前ですが、格闘技等腕時計つけて練習できません。OKだとしても壊れても自己責任。
防水ですがプールも使用禁止の所が多いです。他人が関わるスポーツはNGが多いんじゃないでしょうか?
せっかくスポーツ機能があるのに着けることすら許されないこと多かったです。

これは便利だなと思ったのがランニング使用です。
トレーニングの為にやりましたが、必要最小限の荷物としてiphoneと小銭をポーチに入れて。
ただ走るだけでは退屈なので音楽かけながら走ってwatchでコントロール。
走行距離やペースも確認しながら走って(飽きやすいのでコースを良く変えてました)、終わってからはコンビニでドリンクをwatchで支払い(念の為小銭はもっといた方がいい)、うーんなんてハイテクなんだと浸ってましたね(笑)。
個人でのトレーニングには便利。

〇使える仕事場は限定される
職場によってはセキュリティ上、スマホやスマートウォッチ持ち込み禁止の可能性があります。
watchを外してロッカーに置いとく場合、ロッカーがちゃんとしてればいいですけど、誰かに取られそうな環境だと仕事どころじゃなくなります。

〇大体スマホでコントロールした方が便利
何が何でもwatchに頼り切るような状況が無い。
電車通勤なので、調べ事をしながら音楽聞くのでアプリ切り替えた方が手っ取り早い。

〇安く無いので思い切った使用が出来ない
車の整備で車体の下に寝て整備する整備士が両手がふさがっていて、ウォッチとSiriで使うシーンがあったような。
でも自分だったらウォッチをオイルまみれにしても大丈夫なんかな外すよなと・・・

じゃあ一体何が使えてるのかと言われると?
実は個人的には目覚ましが一番利用が多かったりします。
5万も出して目覚ましかよ!っ突っ込まれるとは思いますが、私は腕のタップで十分目を覚ますことが出来るので、4時起き、5時起き、苦情を気にせずに静かに過ごせています。
地味だけど毎日必須なのでこれほんと便利。
赤ちゃんがいる家なんかでも便利じゃないでしょうか?

それから通知。
僕は二つ折りのケースを使っています。別にやましいことは無いですが人に画面を見られるのはかなり落ち着かないですが、二つ折りのケースは通知に気づかないことが多いです。
それに仕事中に個人携帯を一々開くのもね。
iphoneに届いた通知をタップで教えてくれるのでiphoneが離れて置いていても、一先ず通知を知り後でiphoneで内容をこっそり確認してます。
ラインやメルカリなんかも知ることができますよ。

iphoneのメモアプリともリンク出来るので、場所通知でメモしていた場合、車でその場所に来た場合にタップして教えてくれたりします。


5年使ってきてこのアプリ利用が必要!っていうのはあまり無く、地味ですが生活の一部に落ち着いたっていうのが正直なところです。大概はiphoneでアプリ開いた方が便利なのでwatchのアプリを利用しなければ!っていうケースは少ないですよね。
上記の内容により使用に制限が出てしまうケースも多かったし。
なので、apple watch買った方がいいよ!って積極的に人に勧めたことはなかったりします。
apple watchを5年利用してきて率直な内容を書いたので地味な結果ばかりになってしまいましたが、watchがあれば何でも出来ると思ってしまうと正直中々苦しいものがあります。
ですが通知等、iphoneの補助として利用すると可能性は多く広がります。
僕もapple watchを更新したことだし、また何か面白いことが出来るか探してみます。

その方は3Dプリンタの印刷が出来上がるとwatchに通知が来て出来上がったことを教えてくれるというようにしたという何ともすごい猛者の方。

これからもし買おうとしている方はapple storeでサイズ、カラー、自分の腕に実際に合わせて購入した方がよいですよ。自分の利用に対して店員さんから疑問点を聞けると思いますし。


2022年2月19日土曜日

Anycubic MEGA X購入! Mega sから更新(組み立て編)

 Anycubic MEGA X購入 Mega sから更新(組み立て編)

買いましたよAnycubic MEGA X!

Anycubic Mega sからの二台目追加!更新です!

同じような物いるの?別の3Dプリンタを買って色々使いこなせるようにした方がいいんじゃないの?っていう考え方もあるとは思いますが、またまたあれこれ考える時間も今はないので、使い慣れてある程度理解できてきた同シリーズにしました。

Anycubic MEGA S、当初は他と比べて安価すぎて逆に不安でした。トラブルがあったらサポートは中国メーカーなので英語でやり取りとのことだし、安すぎてすぐ壊れるんじゃないか?トラブルあったらどうする?英語出来ないし、初めての3Dプリンタでいきなり使いこなせるもんかいな?と、当初はかなり不安でしたが、2020年7月に購入しましたがこれといったトラブルも無く今日まで過ごせて来ています。

3Dプリンタが我が家にやってきた

Anycubic MEGA X、何が違うのかっていうと造形サイズ。

Anycubic MEGA Sの最大造形サイズ210x210x205mmに対して、

Anycubic MEGA Xの最大造形サイズ300x300x305mmより大きな物が作れる。

元々これが欲しかったんですが、当時は入荷未定が続いていたので諦めてMegaSにしました・・。入ったと思ったらすぐ売り切れちゃってたし・・

でも結果的には最初はMega sで良かったな。定番らしくネット上で持ってる人多かったし、安価なので思い切った使い方が出来ました。その節はTwitterの皆様お世話になりました。

最大サイズの制限があったので、ギリで作るよう組み合わせ方とか本当にいい勉強にもなりました。

今回臨時的に予算が入ったので、自分の利用としてはどうしても大きい物を作成方向が多く210mmに収めるのも中々大変なので、そろそろグレードアップしてもいいんじゃないかと追加購入することにしました。

せっかくなのでMega sとMega Xの比較もしたいと思います。

Mega X お届けサイズ

Mega s の箱は捨てちゃったので覚えてませんが、お届けサイズからして中々のものですが割と平べったいです。結構重いので変な体制だと腰いわしそう・・。

広々とした部屋でないと組み立て大変そうです(ちなみに開梱しながらブログ書いてます)

開梱状態

同シリーズの組み立てだから2回目みたいなもんだし、
そんなに迷うことないはずなんだけど。

組み立てたら3Dプリンタの下面なんて見ることないのでせっかくなのでまじまじ見て見ます。

3Dプリンタの下面
意外とすかすかなのね。画像下側は電源ユニットかな。

最初にラップ切ってしまいましたけど、ヒートベッド固定してたようなのでゆっくり取り出して裏返しします。


ベース

広くなった分調整ネジの手回しもデカくなったのね。

あれま!フィラメント付属してますやん。
これは嬉しい。Mega sの時はちょびっとしか無かったし、さすがは上位機種かしら。

MEGA-X フィラメント付属

せっかくなので柱を組み立てる前の状態を確認。
二回目みたいなものなのでかなり余裕かましちゃってますが
右から。ふむふむ
右側面

左から。なるほど

左側面
後ろから

ベッドをスライドさせてフォトセンサの当たり具合も見て大丈夫だなと。
フォトセンサ

付属品一式。USBメモリがついているが、使ったこと無い。何用だっけ?
Mega Sは手袋はついてなかったような。
予備ノズルは同じだけど、管の長さはやっぱ長くなってますね。
MegaSと別々にしとかなきゃ・・

マニュアルの裏面が日本語使用になっているのが親切だなぁ。
MegaSは中国語だから恐る恐るでしたよ・・なんとなく分かるけど。

上:マニュアルMegaX
下:マニュアルMegaS

自分も解釈しながら組み立ててます(ちょっと説明書通りではないです。)
※動画だと左側面の電源切り替えを220Vにスイッチ入れてるけど、ここは日本なので110V側に切り替え。

電源切り替え

いよいよフレームの組み立てなのですが、本体ベースの下をくぐらすのでちょっともちあげながら。
(ベッドに紙付けたまま作業していってますがMega Sの時に作業中にあやまってキズをつけそうになったことがあった為)



付属のネジで固定しますが、下にスポンジひいたのは高さがビミョーにずれてネジが中々はいらないのでちょっと失敗・・
なるべくフラットでやった方がよいですね・・



フィラメントセンサー、マニュアルだと金具と別々だけど、既に一本のネジで半固定されてます。金具用に本体から2本ネジ外せとありますが、本体には一本しかないので袋からそれらいしの取り付けるという解釈になり、マニュアルと違いがありますがMega Sもそんな感じだったし、気にせずどんどん進めていきます。






フィラメントのリールの取り付け金具に角度がついているのが、おやっ?と。
Mega Sが本体と平行だったので、Mega Xは大きいからフィラメントの吸い込みに、負荷が軽減されるようになっているのかな?



本体にこっそりとケーブルが収められているので、コネクタもどんどんつけて行きます。
コネクタの差し込みには上下あるので間違わないように。
あと、他の方のブログで見ましたが、駆動を邪魔するような(からまるようになっていた)方がおられたようなので、ここは非常に注意しました(私のやつは大丈夫みたいでした)。


赤のコネクタは下のモーターあたりの方に密かに入れらていたので、どこ?どこ?まさか本体下か?と探しました。

ケーブルが移動中に引っかからないように確認

Mega Sと並べてみると、単体だと分かんないけどやっぱ中々のサイズですね(笑)


Mega Sの設置場所だったところに置いてみたら、うーん中々のカツカツ感。
余裕持たせないとリールやケーブルヤバいな(汗


今回はブログ書きながら組み立てて行ったので、もう夜です・・
Mega Sも、Mega Xも組み立ては簡単なのでそんなに時間はかからないかな。
もう少し進めたかったけど、印刷はまた明日にします。