メカキュウべえ(petoiをキュウべえにしてみた)
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メカキュウべえ |
ロボットってどうしてもマニアックなイメージなので一般の人や女性の方でも馴染みやすいキャラがいいなって4足歩行が活かせるキャラってなんだろう?
まどマギ、実は見たのはつい最近だったのです。
えぇー今頃?って思われると思いますが(笑)。
タイトルは知ってはいましたが、魔法少女って?子供の見るものではないの?とハッキリ言って全く今まで見ようという気にはなりませんでした。
知り合いの”男性”にネタばれしない範囲でストーリが良く出来てると勧められ、
そういえばパチンコ・パチスロにもなってるくらいだし、どんなものなのか?そこまで言うなら見てみるかと。
なるほど、確かにストーリーは良くねられているなと感心しました・・自分のイメージしていた魔法少女ものとは全然違う、ダークでシリアスなものでした。
特に見られたみなさんご存じのキュウべえの存在は可愛らしい外見とは裏腹にいわゆるマスコットキャラとしてはとんだクソ野郎、インパクト大で印象づいていました。
キュウべえならpetoiの大きさと合いそうだしこれ受けるだろ(笑)っていうことでキュウべえの作成です。
ちなみにグッドスマイルカンパニー様のホームページを見ると色んなアニメのフィギュアを販売しているようです。
元がpetoiであり、無駄な外装をつけることによってpetoi自身の魅力であるひっくり返っても自分で起き上がる機能などは使えなくなってしまうのですが、それでも歩行等はちゃんとできなければなりません。
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ひっくり返ると自分で起き上がろうとする |
その為、最低でもボディバランス(キュウべえの細身に合わせて足が長くなりすぎたり、しゃがんだ時に底が浮いたりしない)が崩れないようにする点が苦労しました。
また逆にpetoiの本体に合わせてキュウべえのスタイルがくずれ過ぎないようにするのも苦労しました。
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ボディのバランス |
その点を考慮してボディから設計し始め次に足、そして頭、しっぽと大きさを合わせていってます。
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petoi3 面図 |
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Fusion360でボディ製作 |
その為、足は関節の邪魔にならないように関節以外はカバーで覆うような感じとしています。
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3DP使用 |
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ボディと足はTPUで制作 |
TPUはゴム質なんですが作成すると思ったほどキレイな質感が出ず(私が調整下手なだけでしょうが)頭部はPLA(プラスチック)での作成に変更しました。
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頭部PLA |
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キュウべえの耳みたいな髪みたいなやつ |
見た感じはイイ感じになりましたが、今度はしゃがんだ時に(耳?だかなんだかわからない)部分が底付きしてしまう為、ボディ内側にフレームを作成し首を工夫することになり、しゃがんだ時に首をずらして斜め上に逃がすようにしています。
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首は固定にて仮組テスト |
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フレームの追加と首のジョイント作成 |
目の部分ですが、以前からレジンというものに興味があったので初めて使ってみました。
塗装より、より眼球らしく深みが出るかな?と思ったんですがどうでしょう?(笑)。
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目はレジンを使用 |
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100均のUVライト |
PLAの塗装ですが元々白のPLAを利用していますが、タミヤのサーフェイサーを下地としてその上からマットホワイトを使っています。あんまりツヤがあるのもどうかな?と思ったんですがキュウべえはツヤ有りの方が良いのかな?
そこらへんはキュウべえのイメージによると思いますがこれも皆さんはどうでしょう?
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塗装はマットホワイトを使いました。 |
耳みたいやつの部分ですが白とピンクの境い目を滑らかにしないといけないようだったのでエアーブラシ(もう何年も持ったこと無かったですが)を久々に買いました(笑)。
使用感などはまた機会があれば。
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エアブラシを購入 |
そんなこんなで出来た状態がこのキュウべえです。
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メカキュウべえ V1.0 |
どうですか?少しは見れるものに仕上がってますか?
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メカキュウべえ 座り |
V1.0としてるのはまだまだ改良の余地があります。
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メカキュウべえ 首が重い |
首が想定より重くなり過ぎて安定が弱いんですよね。尻尾も重く、歩けはしますがpetoiの積載重量を大きく超えています。
脚部のゴムの粗さも目立つし、もっとキレイに、そして外で安定して動かせるようにしたいとも思ってます。
その前になるかその後になるか、ちゃんとした動画も作りたいと思ってますのでご期待ください(笑)。
第4回 当記事