ぎんてんのロボ工房: 9月 2020    

2020年9月21日月曜日

ST-DRONE研究(ドローン実験)中空テスト1

 ST-DRONE研究(ドローン実験)中空テスト1

感覚的に分かるものですが、ここではあえてST-DRONEを使ってアホな実験をやってみます。

1 中空浮上
2 重量テスト
3 吸入範囲
4 排出範囲

他、今後の予定として
ファンの角度・形状
ファンと組み合わさるフレーム・形状
フレームそのものの形状
等をじっくりと素人ながらテストして行きたいと思ってます。

何のために?って思われるでしょうが。どういう状況がダメで、どういう状況は可能なのか?それをちゃんと把握することで可能性が理解できるかなと。
ただ実験といっても御大層なものではなく”アホな”とつけているくらいなので、
やる前からイメージ出来る程度の実験です。
「そんなの当たり前だろ!」と、もし間違って専門的な方がこのページに来てしまってたらごめんなさい・・そっとページを閉じて下さい。

1 浮上

このST-DRONE、どれくらいの重さが運べるのか調べたいと実は台を作成しました。

ドローン台

自信満々で(どこが?)作成したこの台でしたが、
先の飛ぶの飛ばないのの迷走で、もしかして飛行機みたいに初動は地面から風を巻き上げる加速のような動作が必要だったりして?高さがあると飛ばないのか!?

ドローンって、飛行機と違って空から放り投げてスイッチ入れても飛びそうだし、それはないだろうっていう気もしますが、GPS付きの本格ドローンなら空の上で調整して地上で飛ばしたらおかしくなりそうな気もするしな・・。
まぁ家なのでそんな極端な話はないのですけど。

上写真のドローン台ですが、あっても無くてもあんまり変わらないようではあるのですが、初期の飛ぶ・飛ばないでは原因追及の邪魔となりました。
その為、切り分けとして基本的な床接地・浮上でやってきましたが、一先ず落ち着いたのでこれを確認したいとおもいます。

極端にテストしないと意味がないので、さらに収納ラックの上に台を置いて試します。

収納ラック1m

収納ラック1m+自作ドローン台10cm
収納ラックの一番上はフラットになっているので、自作ドローン台は端によせてなるべく下が無いようにして、テストします。
動画ではフライトが安定していませんが、これは下がないからというよりは私のコントロールがへたな為です。


一応比較として床接地・浮上からの動画も

床からの浮上の方がパワーがあるように見えますが、これは床からの加速というよりは
ラックテスト後再充電して調整が良好に保たれた為と思われます。
このST-DRONE毎回調整が微妙に変わるようなので。

結論として、床と中空からの浮上では多少の影響の違いはあると思いますが、このST-DRONEに限って言えばそれほどの違いはないと思います。

つづく

2020年9月13日日曜日

ST-DRONE研究(フレーム考察)

 ST-DRONE研究(フレーム考察)

ST-DRONE製作にて
第1回目組み立て編、第2回修正編、において第2回修正編のフレーム角度方向が正しいだろうと判断したのですが、しばらく使ってる内にまた低空飛行に戻ったのです。(何故?)

その為、改めて考察しようと、プロペラとフレームの組み合わせを改めて考えてみることにしました。
このST-DRONEに限らず、全てのドローンに共通する問題だと思うし、ドローン自体には興味は無いのですがドローンのシステムには興味があるので。

ちなみに、どちらが正解なのかはっきり分かってないです。
プロペラとフレームの組み合わせは比較した結果で判断してください。ぎんてんはハの字方向の組み合わせを採用しています。

雑誌インタフェースによるとプロペラは以下のように説明されています。
(実機のプロペラとは違いますが、画像転載出来ない為、オリジナルを使用しています)

プロペラの説明

このプロペラの角度(ピッチ角)による空気の流れ込みが大事のようです。

プロペラ(1枚)拡大

雑誌インターフェースによるピッチ角と迎え角による説明によると以下のようになってますが。

ピッチ角と迎え角

一見難しそうですが、結局どれだけうまく風を送り込んで上昇率をあげるということではなんでしょうけど。
で、問題の組み合わせですが、

A:ST-DORON組み立てのプロペラとフレームの平行方向の組み合わせ。

平行の組み合わせ
インタフェースP43でもこちらっぽい説明があるし、イメージ的にも右イラストのように空気の流入がスムーズで多く送り込めるような気がしてしっくりくるんですが・・・

B:ST-DORON組み立てのプロペラとフレームのハの字方向の組み合わせ。

ハの字方向

この組み合わせだと空気の流入が制限されるような気がします。
この後、両方を再度試した動画をのせますが、実際のところハの字の方があきらかにパワーが出てます。
流速が上がってるのかな??

このST-DRONE、どちらにしてもピーキーで飛んだり飛ばなかったりで中々テストがうまくいかないのですが、何度かテストして比較した結果が以下です。

絶対条件としては
電池はフル充電からのスタートです。
一応、キャリブレーションは(関係ないかも知れませんが)気持ち長めに押しています。

平行方向の組み合わせは、ふわふわしています。
八の字方向の組み合わせは、なぜかパワーがあります。
動画ではまっすぐ垂直上昇し天井にしばらく張り付いてしまい爆音のみうなってます。
どちらにしても操作が下手なのはご勘弁ください。



結局、どちらが正解とか無いのかもしれませんが、個人的にはパワーのある方が良しとすることにします。
このST-DRONEはプロペラとフレームの組み合わせで上昇を得ているけど、フレームで上昇を得ていないドローンはプロペラの回転だけで上昇を得ているのかな?そこも又気になるところです。