Eagleボード図作成(電源基板mk2 制作記 7) - ぎんてんのロボ工房    

2018年9月22日土曜日

Eagleボード図作成(電源基板mk2 制作記 7)

Eagle ボード図作成にて考えた点

回路図作成後は部品を配置するだけなので、今回も基本的な使い方は置いといて,
自分なりに考えた点(困った点)を記述します。

ボード図ポイント

ボード図の大きさは”サンハヤト”さんのクイックポジ感光基板(NZ-P10K)を基準としたので、75mm×100mmの大きさで制作してます。
又、作成の基準はサイト、ツールラボ様及び書籍、基礎からのプリント基板制作を参照していますので、基板サイズとドリル穴の作成はグリッド単位はmm(基本10mm)で、部品配置はinch(基本0.01inch)で制作しました。

 DCジャックの取付位置
 DCジャックの取付位置ですが、普通に考えて端ですよね。
基板内寄りにつけても構わないけど、当初ケースをちゃんとつけるつもりだったので、
当たり前ですが基板の端につけないと差せない・・。はみだすと逆に不細工になるのでケースに収まった時のイメージを考え、気持ち内入りの位置(ベタアースの位置)にしました。

 DCの端子穴のサイズ
 穴の大きさです。
なんせDCジャックは端子が大きい、デカい穴をあけてちゃんとハンダが盛れるのか心配でしたよ。かといって注文した後、穴が小さくて部品入らんなんて事になったら、なんの意味も無いし。
心配しましたがEagleのパッケージそのまま使用で、特に修正の必要はありませんでした。



 電池ボックス、電池ボックス穴の取り扱い
 秋月電子さんの006P用、リード線付き電池ボックス(BH-9V-1A)を利用させて頂きました。データシートを確認すると、外形も内径も縦横±5とあり穴の径も±2とあります。
+ーって何!?大きいかも知れないし、小さいかも知れないって・・・
個体差だからしょうがないんでしょうけど、先に設計してもヘタすると合わない・・・
その為ここは慎重に、電池ボックスが届くのを待って実寸を確認しながら制作しました。

BH-9V-1A


参考書籍等にて部品配置はinchと認識していますが、電池ボックスのサイズはデータシートを見るとmmなので、細かいサイズ合わせの為にグリッド単位(1mm)にして、外形位置は基準通りの横は54mm、縦は四捨五入して30mmで目安となる四角を作りました。
レイヤー21に(シルク印刷、部品外形用等)とあるので、レイヤー21にeagleのショートカットからRectを使って、どーんと四角を描きました。(以下写真)




電池ボックスサイズ



届いた電池ボックスはほぼデータシート通りで誤差が感じられませんでした。穴が3.3とそれなりに余裕があるので、多少の位置合わせはネジ止めの位置合わせで調整することにして、図面通りに製作しましたがキレイに収まって安心しました。

④ ラインの太さ
 Eagle勉強の為、参照させて頂いてますサイト、ツール・ラボ様と書籍、基礎からのプリント基板制作ですが、

サイトの方ではElecrowというところに発注して、配線の太さの設定(Net Classesが、
電源ラインでWidth(パターン幅)とClearance(パターン間の最低間隔)がそれぞれ36mil、20mil。
defaultのWidthとClearanceが24mil、20mil

書籍の方ではSeeedというところに発注して、配線の太さが、

電源ラインでWidthとClearanceそれぞれ24mil、0mil。(0最小値)

defaultのWidthとClearanceが12mil、0mil


となってます。これ初心者の自分としては、発注先の規格に合わせないとダメなんかな??と、不安になりました。


しかし見ての通りのスカスカな基板なので(笑)、電源供給だし太いラインの方がいいと思いSeeedに発注するのですが、サイト参照の配線の太さ(36mil、20mil)に設定してみました。
デザインルール(メーカーのチェッカーツールみたいな)をダウンロードしてチェック
して制作しても問題もありませんでした。

Net Classes
 シルク印刷

電源基板の流れですが、左側(入力)右側(出力)という左から右への流れ、
左にスイッチでオフ、右にスイッチでオン。
見ればわかるっつーのてなもんですが、なるべくきちんとした物を作れるようになりたいので、レイヤー25 tNamesにOFF ⇔ 右と目印を入れてみました。

シルク印刷レイヤー
何故か届いた基板には?マークが挿入されています??
空白スペースがコード的に認識しない何かあるんですかね?
個人使用なので今回は気にしないことにしますが。うーん。
届いた基板のシルク印刷?マーク

以下は参考書籍、Eagleもしばらく使用せず、少し間があくと、すぐ使い方なんだったっけ?
となってしまうので、参考書代わりによく開いて利用してます。

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