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プラレス3四朗 プラモデル柔王丸 完成

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プラレス3四朗 柔王丸プラモデル制作しました。

(20190616記述)(更新中)
前の話で、小学生の時に色塗りで失敗してしまい、
(参照)プラレス3四郎(ロボットアニメ紹介) 
(プラレス三四郎じゃないんですよ。プラレス3三四郎なんです。)
どうしたらいいのか分からず、作りかけのまま放置となっていたアニメ版プラレス3四郎の柔王丸(Juohmaru)のプラモデルですが、有言実行で頑張って完成させてみました!


放映当時(1984年頃購入)買ったプラモでしたが、実に35年の時を経てでしょうか?(年がばれるね(笑))。ようやく完成させることが出来なんだか感慨深いものもあります(涙)。

アニメプラレス3四郎 柔王丸 放映当時のプラモデル

 先にお断りしときますが、もともと不器用なのでプラモデルは得意ではなく、さらに作り直しということもあって、あまり(いや全然)出来が良くないのは勘弁してください。
又、色塗りに関しては手持ちのタミヤカラーで統一しました。その為、若干カラーイメージが違うかもしれません。

柔王丸に使用したタミヤカラー

(昔のプラモは今のガンプラのように初めから塗装されているのではないので、塗料集めから始めないけないのですよ。)


パッケージの写真で完成姿は把握してましたが、昔のプラモにしてはこのサイズで柔王丸をよく再現出来てるんじゃないでしょうか?



バンダイさんさすがっす!。逆に制作者のレベルの方が面目ない。



当時完成出来てたらもっと盛り上がってたろうなぁ(笑)。可動部も十分だし。





今更だし、ただ作るだけではつまらないので、ロボ工房というからにはせめてLEDくらいは組み込んでみました。メカニカルを目指したいからね。
「あえて言わせてもらおう。ガンプラは自由だ!」(ガンプラじゃねーよ)

柔王丸接続

「じゅーおーまる!(ピッポッパ)。セーットアップ!GO!」と華麗に空中を舞わせたいところですが、それはとてもとても無理なハナシなので・・せめて雰囲気だけでも感じる事が出来ればと、セットアップ時のPILOT LUMPに挑戦しました。

アニメの柔王丸自身、巨大ロボでは無くプラモデルにマイコンを組み込んでいる話なので、けっして大きくは無いのですが、このプラモデルはアニメの1/3スケール(12cmくらい)。ガンプラの1/144も同じくらいの大きさですね。
かなり小さいのでLEDを組み込むといっても加工にも苦労しましたが、なんとかうまく行きました。

柔王丸、パッケージと

放映当時、自分の中では究極にハマったアニメでしたが、他の人にはそうでもなかったようで近所の小さな模型店で買いましたが、ガンダムのように売り切れなども無く普通に買えた気がします。

柔王丸後ろ姿

”(参照)お台場ガンダム”みたいにはいかないなぁ(当たり前)
柔王丸を知ってる方。出来はともかく少しはイメージを感じる事ができますかね(笑)?
PMPファイト!夢操作1!

台座

まだまだやりたい事はいっぱいあるので、これからももっと勉強して自分を高めながらロボ制作をどんどんやって行きます。もし共感できる方がおられたら、なにかコメントを頂けたら励みになりますのでありがたいです。反省点にしますのでダメ出しでも大丈夫です(笑)。

以下からは柔王丸制作の流れです。長くなるので、ここからは制作に興味ある方だけどうぞ(笑)。

主に使用LEDは3ミリです。プラモのサイズ自体小さいですが、パイロットランプの穴の間隔はこれでも入らないくらいでした。チップLEDはまとめ売りで高く、試し買いする予算も無いのでやめました。

又、プラモの穴が小さいので、LEDの発光が分かりにくいと意味無いので、高輝度LEDで統一しました。シリコンハウスさんで購入です。

使用した高輝度LED

左右の目用に青二つ、パイロットランプ用に青、薄青、赤、黄色と6つ購入しました。

  • 3Φ青色LED 3.2V 20mA 106000 mcd
  • 3Φアイスブルー 3.1V 20mA 8.2 lm
  • 3Φ赤色LED 2.1V 20mA  12000mcd 
  • 3ΦヨークイエローLED 3.1V 20mA  8200mcd

6つLEDを買ったのは穴が小さいので、穴にひとつづつLEDを割り当てようと思ってました(当初の予定ではね)

又、マイコン無しでの点滅回路を探していたところ、555タイマーというのがあるのを知りました。555というマイコンを使えば、LEDを点滅させることが出来ます。検索すればいっぱい出てくると思います。

※今回の555使用に関しての目的
なかでも

電子パーツ販売のマルツさんのサイトが詳しくてすばらしかったので、参考にさせて頂きました。

ただ、あまりにも詳しすぎて難しくて最初面食らいましたけど。

目は常時点灯、パイロットランプは交互に点滅。(青と薄青の交互ペア)(赤と黄色の交互ペア)。(アニメを見ると各パイロットランプはベースとして赤発光のようですが、さすがにこれは簡略しました。)
又、点滅間隔ですが、アニメを確認すると青薄青ペア同士が結構点滅間隔が早いので、ここは参考元の回路図から調整しました(後述)

当初の予定


参考させて頂いた元と大きな代わりもないので、あまり回路図の必要性も無いのですが、一応。

PILOT LUMP回路

まず全体として、LMC555を2個使って、それぞれで二個のLEDペアを駆動目的としています。もしかしたら555の一個で4個LED駆動をなんとか出来るのかも知れませんが、研究に時間かかりそうなので今回は2個で駆動させています。

〇 画像左:回路図の矢印の箇所が参考回路からの変更箇所です。
柔王丸パイロットランプの青と白青の点滅速度ですが、マルツさんのサイトそのままだと、0.65秒と0.32秒であり、アニメを見ると左二つの点滅は同じデューティ比くらいでもっと点滅速度は早いようなので、1MΩを並列にして500kΩ。2.2kΩと500kΩでデューティ比50%、それぞれ約0.16秒にしてます。

抵抗値変更

※計算めんどくさいのでiphoneでDesignSparkアプリに555の計算器があったので使用してます。

又、回路図下側のLED二つは目用の常時点灯です。

目の抵抗

右のLMC555はPILOT LUMPの赤と黄色用。
デューティ比は50%、点滅速度は0.32秒です(青ペアよりやや長い時間で適当に決めました)

〇 画像右:ボード図は偶然ネームの所が、ベタアースから外れましたが、この方が外注したらきわ立ちそうで面白と思ったのでこのままにしました(今回は外注しませんが)。
(参照) Seeed基板発注(電源基板mk2 制作記 8)

最近Fritzingを知りましたが、Fritzingだとこんな感じでいいんでしょうか?

ブレッドボード、Fritzingだとこんな感じ?


一旦ブレッドボードでLED直刺しでテストし、発光を確認した後プラモに埋め込んで行きました。

LEDの線付けですが、LEDのピンを一本必要な長さにカットして、バイスで挟んで一旦ハンダ盛り。

ハンダを付ける

そこに基板まで伸ばす長さをカットした線をワイヤに合わせて、予め盛ったハンダを溶かして貼り付けました。

LED線付け

張り付けた後、ショートしないように収縮チューブを付けるといった感じです。

頭部LED埋め込み

顔の目の位置と合わせながら、後頭部側にエポキシパテで埋め込み。
修理なんて考えてない。もうこのまま壊れるまでこのまま行こうって感じです。
プラモの裏側が真っ黒いのは仮組した時、プラモ自体が光ってたので遮光する為、黒く塗潰しました。

頭部完成

ドリルで配線穴を一気に空けようと思ったら、顔側の首下付け根が割れて焦りましたね。
仕方ないんで恐る恐る首下にヤスリで少しづつ削りながら穴あけしました。
この手の作業は一気にやろうとすると怖いです。
目の穴開けもカッターで少しずつ削りでは半年くらいかかりそうなぐらい気が遠くなりそうだったので、やむを得ず慎重にホットナイフを使いました。


下(参照)動画は以前youtubeにアップロードしたホットナイフ動画です。


手持ちのホットナイフは
デカいし温度が高いので、穴以外に周辺が溶けるから失敗したらやり直しが効かないのでかなり慎重にやりました。

ボディの方ですが、最初の仮合わせではパイロットランプの4つのLEDが収まる予定でしたが、実際に一つずつLEDを位置調整しながらやって見ると、4つはどうやっても無理やなと判断しました。

ボディLED位置調整

その為、青白LEDは取り外しています。
これが当初よりの予定外です。
赤や黄色を外す訳にはいかないので、青→青白と行きたかったところですが(その為に並列追加したのにね)、まぁ青だけでもと思ったんですが、実際につけると白色もなんとなくあるような???青が消えたタイミングで隣の発光で光ってるように見えるのかなぁ?

ボディへの一つ一つのLEDの取付ですが、瞬着もパテも手持ちのタイプはすぐに固定されず、ある程度抑えてないとすぐ位置がずれてくるので大変でした。

ドライヤーで乾かしながらしばらく抑えてました。

気分はインターバル修理の3四郎で、思わず笹本悟を思いだしたよ。「小型なのに強力な風が!」気分がちょっぴり3四郎。

ドライヤーでパテを乾かし

で、背中側に穴を開けて
穴位置は適当です。
腰か背中か(尻はあり得ないし)まぁここらへんが無難かなと。

配線用穴あけ

後で、どのLEDのアノード線とカソード線が分からなくならないようにペア同士通す穴も感がえながら決めて

配線通し

一先ず完成です。

柔王丸組み上げ完了

電源基板mk2も健在です。(笑)
(参照) 基板実機作成ー完成(電源基板mk2 制作記 9)

外注するほどのもんでもないけど、せっかくなので久々に基板を起こそうと思ったんですが、エッチング剤が切れてたんで止めました。
露光してから気が付いた・・・・箱開けたら廃剤しかなかった。あぁ・・・(´;ω;`)
すぐ買いに行こうと思ったんですが、体調悪かったので断念しました。
基板起こしはやっぱ又別の機会に(笑)。

参考までにマルツさんで買ったサンハヤト製のちびライトDX。

ちびライトDX

紫外線で感光基板作れるんですが、暗い部屋を作らないといけなし、薬品使うし、温度管理とか時間計測とか、めちゃめんどくさいのでかなり気合入れないとヤル気でません。

ちびライトDX(裏)

先の回路図露光しただけだけど、参考までに。
左が今回の回路図。一層しか無いので余計なレイヤーは全て外してます。右はベースくらい別回路でサーボで回そうと思ったけどシルクレイヤーまで印刷しちゃってた。これも失敗失敗(笑)。

感光基板露光


今回のLMC555の使用に関して

PICマイコンを使用した方がタイミングを調整出来ますが、こんなものでも、もし興味をもって作ってみたいというこれからの人がいたらと思って、今回は単発で出来る方法を探してみました。工具含めても数千円で出来るだろうし。

PICマイコンは書き込み機の購入、PCに開発環境インストール、プログラムの勉強やらと、一段敷居が高くなっちゃうので、いきなりは難しいと。
私自身が初心者レベルで偉そうなことは何も言えないんですが、これからの人も応援する気持ちでやってます。

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