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透過型ディスプレイを自作してプラモの背景を作る!②

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透過型ディスプレイを自作してプラモの背景を作る!②

前回で取り合えず透過して映ることは確認しましたが、液晶パネル本体、枠、偏光版、LEDバーと全てがバラバラで立てかけてるだけだったので、調整が出来ませんでした。
このままではとても使えないのでこれを安定して映るようにしなければなりません。
結果としては今回はなんとなく見えているだけの失敗で満足の行く結果は得られませんでしたが、
テストした一連の内容です。

仮組み立て

透過ディスプレイ テスト用台作成

どうすればちゃんと映るか、キレイに映るかテストして行かないといけない。
まずは固定しなければと
計ったところ、液晶パネルを枠にはめて暑さ約5ミリ。
ホームセンターでコの字型のバーを何本か買ってきて組み合わせ、足だけは丁度いいのが見つからないので3Dプリンタで作成しました。
アルミフレームとの固定はフレーム内側に両面テープを貼ってるだけです・・

コの字がたのアルミフレームで挟み込み
足は3Dプリンタで作成

テストなのでケースを作る気はないけど、基板剥き出しは干渉が怖いので、電源にはスペーサーで足を。メイン基板らしきものには取り合えずゴムを貼ってみました。

基板もショートしないよう補強

ちなみに液晶パネルのしたにもコの字型のバーを貼って、再度LEDバーを貼り付けてます。

下部にコの字バー貼り付け

簡易ですがぐらつきもあまりなく組みあがった状態が最初の写真です。
まだようやく作ったばかりで、最適な製作方法が分かっていません。
光源の照らす位置とか、偏光板もあった方が良いのか、無い方が良いのか。
偏光板も有る無し両方試していますが、偏光板を取り付けた状態での写真は撮り忘れていたので、写真は偏光板の無い状態です。

透過ディスプレイ 偏光板無し

電源オフの状態ですが、なんとなく透けているのが分かると思います。
写真だけでは分かりにくいと思うので、ここで動画で状態を見て頂けたらと思います。
ちなみこの動画の中では一部、偏光板の有り/無しも一緒に実施しています。

電源を入れ、ブラウザの表示はキレイに映っているようでしたので、
透過ディスプレイのメリットを活かすため、製作中のケンプファーアメイジングを後ろに置き、フリー動画を試してみましたが・・・く、暗い、ぼやけてなんだかよく分らない・・
フリー動画素材が良いのでイメージとしては救われてますが、表示する色や濃さよって透過が大分左右されますね。
白であれば見えやすく、色があると透過が分かりにくくなるようです。
偏光板があると細かい情景まで見えますが、走査線のような細かい線まで見えるのも少し気になります。
偏光板を取り除くと、何もない分透過しやすいようですが細かい情景が見えなくなっているので好みによるかなと思います。

下写真は偏光板を半分だけ重ね、左が偏光板あり、右が偏光板無しです。

左:偏光板有り 右:偏光板無し

右は黒っぽくなってますが部屋の隅が映っている為で、見えやすさは偏光板有りの方がやはりキレイに映っていると思います。

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投稿テスト

以下はどれも失敗しかないのですが、どうすれば映るのか色々試してみました。

×正面からiphoneでライトを当ててみましたが前からでは光を反射するだけで全く意味ないですね・・・

正面からライトをあてる

×裏から照らしてみましたが、光源が邪魔になるだけです・・・

裏からライトを当てる

×ならば上からあてれば、一か所でも明るく表示されるか?と思いましたがそもそも光源一つではあまり影響ないです・・・

上からライトを当てる

モニタで利用されていたLEDライトの位置を調整してみましたが、直接照らすとやはり光源が映りこんで邪魔になるだけですね(笑)

直接投光→近距離
直接投光→遠距離

液晶そのものを直接投稿するのはやめて、上から照らして近づけたり、遠ざけたりと試してみましたが液晶自体にはあんまり変化ないなぁという気がします。

皮肉なことに、LEDライトそのもののプラスチックの白さの箇所が一番見えやすいのが、一番見えやすくなっているのが残念なところ(汗)。

近距離
遠距離

結論として、光源そのものは目立たないようにしつつも、液晶パネル全体を明るくするようにして、表示する背景は白に近いものが一番キレイに表示させることが出来るのではないかと思います。
次はこの辺を工夫するようにしたいと思います。

透過型ディスプレイを自作してプラモの背景を作る!①

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